スライドウェイトS試験
スライドウェイトS試験
スライドウェイトS試験とは
施工後の杭(地盤補強材を含む)に測定器を装備した重鎮を自由落下させて杭頭もしくは、閉塞させ
て杭先端に打撃を加え、測定器の応答値から杭に載荷された最大衝撃荷重を推定するとともに、杭の
残留沈下量を計測し、最大衝撃荷重と残量沈下量に基づいて支持力に関する品質管理を行う品質試
験です。
本試験は、スライドウェイト協会が教育・指導して認定した指定調査者が品質管理を行います。
スライドウェイトS試験の4つのメリット
小規模建築物に採用される小口径鋼管杭の問題点を解決
- 地盤調査の精度(SWS試験など)による問題の解決
- 明確な支持層が発現しない地盤における打ち止め管理問題の解決
既存の品質試験方法とその問題点
適用範囲と概要
- 適用範囲
鋼管杭
(指定建築材料を使用していない地業としての地盤補強材も含む)
■杭径:φ76.3mm ~φ190.7mm
■先端翼付き鋼管杭の場合のDw(翼径)/D(鋼管径)≦3
■重鎮質量:30Kg~300Kg
■落下高さ:0.1m~2m
■荷重:600kN
- 概要
施工手順